クソゲーオブザイヤー 携帯ゲーム板 part6




3:枯れた名無しの水平思考 2008/06/25(水) 16:37:54 d5NL/abP0


2008年ここまでのあらすじ

ゲーム市場の主流が据置機から携帯機へ移行し、かつてない盛り上がりを見せる2008年携帯機市場。

だが忘れてはいけない。ゲーム市場の隆盛の陰には必ずクソゲーが在る事を。


2008年の初手を勤めた携帯機クソゲーは「梅沢由香里のやさしい囲碁」。

タイトルこそ「やさしい囲碁」であったが、そのソフトにはやさしさなど微塵も詰まっていなかった

CPU戦では99:59(カウンターストップ)以上のこの時代では有り得ない長考をされ、

対人戦を始めようと思えば「一つの本体を交互に使って対戦できます」と言われ、

仕方なく問題集を解こうとすれば開発者への指示と思われる文章が出てフリーズする始末


せめてもの救いはナイスポイントに石を打ち込むと梅沢先生(34)が「やん」と色っぽい声をあげることだけであろうか。

あまりにも凄まじい出来栄えに、多くのプレイヤーがゲームごと投了した。


そして春本番を迎える頃、大物メーカーが桜前線に乗ってやって来た。

昨年の据置機KOTYにてクソゲーマイスターの称号を授かったドリームファクトリーである。

彼らが送り届けてくれたのはSIMPLE DSシリーズの「THEゾンビクライシス」。


役に立たない武器が多い、貧弱なエフェクト、シビアすぎる当たり判定、無駄に長く単調なステージ、

など、プレイ意欲を削ぎ落とされる要素がこれでもかと言わんほど仕込まれている。

挙げ句の果てには選択ルートを間違えると無限ループに陥り、 進行不可能になるというバグまで抱えていた。

ついでにゾンビの動きのパターンが少なく、同種のゾンビが出てくるとシンクロ率100%のダンスのようで、

タイトルはむしろ「死霊の盆踊り」に変更した方が良いのではないだろうか


とあるSIMPLE愛好家のユーザーに「ドリフは太陽系から出て行け!」とまで言われた同作品は

いくらSIMPLEシリーズだからといって許されるわけではないということを存分に証明してくれた。




4:枯れた名無しの水平思考 2008/06/25(水) 16:39:50 d5NL/abP0


大物メーカーの参入はとどまるところを知らない。

3発目として投下されたのが、「海腹川背Portable

この続編情報にシリーズの根強いファンたちは沸き立った ・・・のも一瞬のことで

発表されたスクリーンショットの出来の悪さや 公式サイトの「海『原』川背」というタイトル間違い(現在は修正済)、

過去の作品に関わっていた開発者の不参加、 極めつけはバグまみれのクソゲーを排出することで悪名を轟かせている

開発会社「ロケットスタジオ」の名前に不安を抱えながら発売を待つ。


商品の出来栄えが理由なのか、発売日は二転三転するも、決算前3月27日に決定し、

その発売直前の3月14日海腹川背Portableの体験版が配信された。

壁を貫通したりべったりはりついたりするロープ、 ぶら下がっているだけなのに突如謎の振動を始めるキャラ等など、

旧作ではありえなかったその謎の挙動にファンは悶絶し、不買運動や発売日までの修正要望提出を行ったものの


結局そのままの仕様で海腹川背Portableは発売されてしまった


そんな騒ぎを起こした海腹川背P製品版の評価はというと 元々シリーズをやりこんでいる者にはその挙動のおかしさに絶望し、

新規に始めた者にはプレイできないほどの糞ではないという評価。

元になった作品のお陰かある程度ゲームの形は保ってしまっているので クソゲーというよりも駄ゲー止まり状態という感じである。


しかし、発売元であるマーベラスエンターテイメントの「不具合はPSPの仕様」や 「バグは敵キャラの魚が歩いていたりする様にゲームの世界観」 など、

糞サポートここに極まれリといった対応を見せつけ、ロケットスタジオのフォント不正使用疑惑、リプレイが正しく再現されない、

旧作ファンからは「なんとかportable」と呼ばれるなどスキャンダルに事欠くことがない作品であった。




5:枯れた名無しの水平思考 2008/06/25(水) 16:41:22 d5NL/abP0


四月末期にタカラトミーより発売されたNDSソフト「ヤッターマンDS ビックリドッキリ大作戦だコロン」も、

内容は古式ゆかしい横スクロール型アクションゲームであるが、その内容たるや見事なまでに糞であった。


ジャンプと攻撃しかやれるアクションがないという単純さは子供向けということで許せたとしても、

雑魚の種類が3、4種類しかなく、ほとんどが色違いで攻撃方法もぽつぽつ弾撃つだけと単調。

背景も一枚絵で1ステージに一枚のみという手抜き具合


中ボス戦はいつも同じで、なんと全七面中、トンズラー氏やボヤッキー氏とは五回も戦うはめになる。

攻略方法も毎回ほぼ同じである。

さらに面のトリであるボス戦はなんとジャンケン方式

しかもご丁寧にプレイヤー有利に判定してくれているため負けること自体が難しい。

進んでも進んでも同じ画面にすっとろい展開が続くため、

アクションゲームにも関わらずわずか三分足らずでプレイヤーを春の午睡へと誘うあたり、癒しゲーといえるかもしれない。


では簡単なのかというと、たしかに簡単なのだが、決して親切ではないのがポイントである。

ジャンプした先に床がなくて転落死。画面外から敵に襲われて転落死。

フックに捕まって揺れていたらなぜか画面外に吹き飛んで転落死など、

いたるところに理不尽な転落死が待っている


わかっていればまず死なないが、わかってないと確実に死ねるといういやがらせ仕様には製作者の正気を疑わざるを得ない。

しかし心配御無用。むやみやたらと1UPを出すことによって「べつに死んでもいいや」と思わせてくれるので、

いやな気持ちになることは少ない。ただあきれるばかりである。


キャラゲーとして見ても、ファンであればあるほど不愉快という基本をはずさないあたり、

さすが原作アニメのスポンサー会社である。

シナリオ再現が不完全どころか、キャラの性格や口調からしてちがうあたりがたまらない

絵とボイスだけ本物なあたりが余計いらだたしい。


全体的には「ヤッター」というか「ヤラレターorz」という感想の作品であるが、

二時間で全プレイが終了するため、翌日にはあなたの記憶からすっぽり消えているであろう親切設計。

忙しい社会人にこそお勧めできる代物である。




6:枯れた名無しの水平思考 2008/06/25(水) 16:43:03 d5NL/abP0


さらにゲーム業界上半期の最後には序盤からの鉄板クソゲーメーカー大攻勢に続くように、

家庭用ゲーム市場でまさに絢爛舞踏の如く旧作ファンを撃滅せしめた芝村裕吏氏も携帯機市場に参戦した。


同氏はすでに自身の旧作ファンを殲滅させきったのか、今回は「エヴァ」と「ガンダム」という

ファン・信者の数が非常に多い作品を題材にしたゲームを武器に戦場へと舞い降りた。


初弾の「ぷちえう゛ぁはそこらのwebに転がってそうなflashゲーの詰め合わせ的内容

あまりにも貧相なゲーム内容は、よく訓練された信者にさえ

「4500円のカレンダーを買ったらDSのソフトがついてきてラッキーだった」とまで言われる出来であり、

発売から2週間足らずで特典付き新品がワゴンに並ぶという前代未聞の戦歴を残した。


続けて撃ちだされた「エンブレムオブガンダム」も、

やればやるほど作業感が増す作りになっているSLGパートだけならいざ知らず、

ガンダムに対する知識が足りないにも関わらずストーリーや設定を独自解釈し、

内容的にも日本語的にも高周波の電波を発生させ、多くのガンダムファンを失笑させた。

芝村氏的には「いちいち全部ガンダムの正史をなぞっていては反吐が出て仕方ありません」 という気持ちで自分なりの世界を構成したのだろうが、

プレイヤーからしてみればサイド6でテム・レイから役に立たない回路を受け取ったアムロのような心境である


両作品とも、「原作ファンしかわからないネタだらけ」なのに「原作ファンからは失笑を買う」という

どの層を狙ったのかがサッパリわからない内容である。

おそらく、リアル絢爛舞踏である芝村氏が今回撃破しようとしたのは

「ファン」ではなく「制作会社」なのではないだろうか。




7:枯れた名無しの水平思考 2008/06/25(水) 16:44:20 d5NL/abP0


このように、携帯ゲーム機市場はまだ上半期だけでも

「では、今年の大賞を発表しよう」という言葉を繋げても違和感の無いラインナップだ。

去年までの過疎っぷりがまるでウソのようなクソゲーオブザイヤーin携帯ゲーム板。

しかもまだ「夏の怪物」や「年末の魔物」は眠ったままなのである!

かつて無いこの状況に、スレ住民も興奮冷めやらぬ、と言ったところだろう。

今年一番ホットなスレ・クソゲーオブザイヤーin携帯ゲーム板!

今後も休むことなくクソゲーレビューをスレに叩きつけて欲しい!!